えらべるブランド和牛
えらべるブランド和牛「桂コース」をいただきました。和牛なんて普段の食卓にはなかなか並ばないので、この「えらべるブランド和牛」をもらった時は嬉しくてちょっとテンションが上がってしまいました。
わが家は小さい子どもがいるので、家食が基本。なので、美味しいお肉が自宅で食べられるなんて、ちょっと贅沢な気分で嬉しくなります。
カタログの箱には
商品一覧表と、和牛についての紹介冊子、申込ハガキが入っていました。和牛15種類について産地や肉の特徴など詳しく載っていて、和牛にあまり縁がなかった私も、これを見るとブランド牛にちょっとだけ詳しくなれそうです。
桂コースの商品
松坂牛をはじめ、佐賀牛や山形牛、神戸ビーフなど9種の和牛から選べます。すき焼き用、しゃぶしゃぶ用、焼肉用など全部で21商品。商品によって200グラムから多いもので400グラムなど、それぞれ違っていました。量が多いものを選ぶか、それともブランドから選ぶかちょっと迷いましたが、「肉の芸術品」と書かれた松坂牛を選択。
申し込み方法
申込専用のハガキに必要事項を書いて投函するシステムです。このハガキのお客様控えの方に、発行日が記載されています。その「発行日から90日以内にご利用下さい」と書かれています。発行日から90日後の消印までが有効期限みたい。この期限を過ぎると申し込みできないので、このギフトをもらったら迷わず開けて早めに申し込むことをおすすめします。
届く
ハガキを投函してだいたい2週間で届きます。配達日も指定できますが、指定なしであれば最短の2週間で届くようです。私は日時指定はせずに申し込み。だいたい2週間後にクール宅急便で届きました。すぐに箱を開けると、黒地のトレーにお肉が並んでいます。
すきやき用のもも肉にしましたが、1枚が大きい。霜降りもとってもキレイです。食べる日まで冷凍庫にしまいましたが、「この美味しそうなお肉はなに?!」と、家族が色めき立っていました。
料理
その週末の夕飯はすき焼きに決定。お昼頃から冷蔵庫に入れておきましたが、夜にはまだ半解凍ぐらい。それでも急いで解凍してお肉をダメにしてしまうのはもったいないので、半解凍の状態からすき焼きの準備をしました。
我が家は関西風のすき焼きです。醤油と砂糖と料理酒で最初にお肉に味をからめながら焼いて、その後他の材料を加えて炊いていきます。ですが、このお肉はぐつぐつ炊いていたらもったいないことぐらいは私にもわかります。
試しに2枚ぐらいを焼いてみましたが、焼きすぎないように気をつけたつもりが、あっという間に火が通ってしまいました。慌てて早めに上げましたが、それでも火の通りが十分すぎてはお肉本来のやわらかさがわからない・・・。なんてもったいないことをしたんだろう、と悔やまれました。
味
それでも、食べてみるとお肉の質の違いがはっきりとわかりました。焼きすぎたかなと思いましたが、とってもやわらかいです。脂の甘みがふわっと口のなかで広がって、ほんとうに美味しい。そして驚いたのが、後味。食べた後しばらく味の余韻が残るんです。口の中にお肉の甘みや旨みがいつまでも残っていて、この余韻だけでお酒が楽しめるぐらい。
ただ、1枚目は若干火が通り過ぎた気がしたので、次は鍋に残っている醤油や砂糖の調味料の中にさっとくぐらす程度にしてみました。全体に火が軽く通ったところを見計らって、まだ端の方にうっすらピンク色が残ってるぐらいでいただいてみました。
ほっぺたが落ちるとはこのことです!しっとりとした柔らかさがあって、さっきよりも格段に甘いんです!口に残る余韻も最初よりもしっかりと残っていました。
脂の甘みが上品で、調味料に砂糖はいらないかもしれません。軽くあぶって塩で食べたいぐらい。すき焼き用だからといって、すき焼きにしなくてもよかったかも・・・なんて思いました。
いただき方
ほんとうに美味しいお肉を味わうのなら、火を通しすぎずに薄味でシンプルにいただくのが一番ですね。しゃぶしゃぶ用のお肉なら、それこそお鍋にサッと一瞬くぐらすぐらいで十分なんだと思います。すき焼き用でも、しゃぶしゃぶのように軽く割り下にくぐらすぐらいでちょうどいいと思います。間違っても濃い味付けで焼きすぎ(炊きすぎ)ないようにすることですね。
スーパーの肉
本当はもっとゆっくり味わいたかったですが、あまりの美味しさと、火を通しすぎないようにすぐに鍋から引き上げるので、あっという間に食べ終わってしまいました。この美味しいお肉を一瞬で食べ終えた後、スーパーで買った牛肉を他の材料と一緒に加えて食べましたが、悲しいぐらい味の違いが歴然。
比べてはいけないのは承知の上ですが、こだわって育てられた和牛の美味しさは別格でした。こんなに美味しいお肉がカタログギフトでもらえて、プチ贅沢な夕食を楽しめて、本当に満足です。えらべるブランド和牛は、もらった日から食べる時までずっとワクワク楽しみで、食べた後はその美味しさに満足感でいっぱいで、文句なしのギフトでした。